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「岐阜大学モンゴル歴史研究会」のお知らせ


2011年04月19日掲載

 

 

  

 

 

 

     皆様のご支援のおかげをもちまして、このたび下記の要領で、第4回の岐阜大学モンゴル歴史研究会を開催する運びとなりました。
今回は、滋賀県立大学人間文化学部のボルジギン・ブレンサイン先生が足をお運び下せることとなり、有意義な研究会になるものと確信いたしております。皆様、どうかふるってお参加いただきますよう。

 日付
  2011年4月23日(土)午後2時〜4時
 場所
  岐阜大学応用生物科学部31教室
 
内容・時間
1. 開会挨拶  研究会顧問・天谷先生 (岐阜大学応用生物科学部)
2. 講演   <14:10〜15:40> [中国のエネルギー問題と「モンゴル」]
                   ボルジギン・ブレンサイン
                  (滋賀県立大学人間文化学部)
3. 総合討論 <15:40〜16:00> 

4. 閉会挨拶 未定            

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氏名
ボルジギン ブレンサイン (ボルジギン ブレンサイン )
BORJIGIN Burensain
職名
准教授   (滋賀県立大学人間文化学部 地域文化学科)
E-mail:  bburensain@shc.usp.ac.jp

研究分野・キーワード
社会史 現代中国研究 モンゴル研究学内職務経歴
•滋賀県立大学  人間文化学部  地域文化学科, 准教授, 2007年04月 〜 継続中
•滋賀県立大学  人間文化学部  地域文化学科, 助教授, 2006年04月 〜 2007年03月

出身大学院
•早稲田大学, 人文学研究科,東洋史,博士課程, 2001年11月

取得学位
•文学博士, 早稲田大学

研究分野
•東洋史

所属学会
•日本モンゴル学会

•早稲田大学東洋史懇話会
•満族史学会
•近現代東北アジア地域史研究会
•内陸アジア史学会
学部講義等担当
•アジア・地域交流論B
•モンゴル語史料(ウイグル式文字)講読
•農耕社会論
•中国・内モンゴル地域文化論

研究課題(研究概要)
• モンゴル世界は「北アジアの騎馬遊牧民」というステレオタイプで広く語られてきたが、その実態は意外に多様化している。それはモンゴル民族が今なおユーラシア大陸のいくつもの国と地域に分散居住し、文化と暮らしの面で互いに益々異なる様子を見せるようになっていることによるものである。例えば、中国領内モンゴル自治区の東部地域に住む大多数のモンゴル人は東アジアの何処にでも見られるような農耕村落社会を形成して暮らしている。20世紀初頭まで遊牧民であった彼らモンゴル人は何故短期間において農耕民に姿を変えたのか、その形成過程を社会史的にアプローチしてきた。
 内モンゴル地域で見られるこのような近現代的変化はモンゴル世界の多様化を示すと同時に中国周縁の少数民族居住地域の社会動向を示す事例でもある。内モンゴルにおける地域社会の再編を中国東北三省地域と関連づけて立体的に考察することも必要である。 またこのような考察の中では多民族の共存共栄問題を常に重要な課題として扱っており、さらには内陸部の砂漠化問題とも関連づけている。
 このような課題に取り組む具体的な方法としては、モンゴル各地及び東北、旧満州地域において綿密なフィールドワークを実施しており、またモンゴル近現代史研究の為の文献構築にも努めている。 

研究業績等(概要)
•●『近現代におけるモンゴル人農耕村落社会の形成』、風間書房、東京、2003年2月28刊行
●「九世パンチェン=エルデニの東部内モンゴル歴訪と奉天当局の対応─モンゴル、チベット、中国三者関係の構造をめぐる事例研究として─」、『日本モンゴル学会紀要』・31、2001.4
●「定住─村落形成と内モンゴルの沙漠化─ホルチン地域を事例に─」、『沙漠研究』VOL.11 NO.1 2001、2001.7
●「近現代内モンゴルにおける民族再編の二重構造―アルホルチン旗ハラトクチン村の事例研究―」、
『史観』(早稲田大学史学会)Vol.151、2004.9 
●“The Complex Structure of Ethnic Conflict in the Frontier: Through the Debates around the ‘Jindandao Incident’ in 1891”、INNER ASIA,Vol.6-No1、2004.3
●「モンゴル人と社会主義」(単著)、小長谷有紀著『モンゴル国における20世紀―社会主義を生きた人々の証言―』(第六章)、中央公論社、2004.8.25発行 
●『境界に生きるモンゴル世界―二十世紀における民族と国家―』編著(共著)八月書館

その他の社会貢献活動
•・「モンゴル民族文化基金」(理事長 2004年7月〜2006年7月、現理事)
(中国領モンゴル族子弟のモンゴル語による教育を支援)
・「モンゴルの子供たちを支援する市民ネットワーク」(事務局次長 1997年4月〜)
(モンゴル国ウランバートル市で幼稚園の支援や当会が開設したトレーニングハウスを支援)
・(社団法人)日本モンゴル協会 評議員
・朝日新聞アジアネットワーク(AAN)メンバー(コラムニスト)
・(社団法人)日本モンゴル協会会員 機関誌『日本とモンゴル』編集委員

  http://db.spins.usp.ac.jp/view?l=ja&u=247&i=j29&sm=name&sl=ja&sp=1 &                                                                                  
                                                                                               

            2011年4月19日

 

 

 
 

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