楊海英先生について

モンゴル自由連盟党は静岡大学教授・楊海英先生の著作・活動を支持します。
楊海英先生は南モンゴル出身、モンゴル名はオーノス・チョクト。日本帰化後の日本名は大野旭。モンゴル人数十万人が中国共産党政府により殺害された文化大革命期の研究で知られ、『墓標なき草原 内モンゴルにおける文化大革命・虐殺の記録』は司馬遼太郎賞を受賞しました。

【緊急】12月13日予定の「南モンゴル文化促進会」主催 南モンゴル講演会は延期となりました

南モンゴル文化促進会主催の南モンゴル講演会ですが、講師いただく先生の緊急モンゴル出張のため、急遽延期とさせて頂きました。大変申し訳ございません。
既に拡散頂きました皆様には、恐縮ではございますが、この延期につきましても皆様に告知いただければ幸いです。



モンゴル人の近現代史は、中国、日本、ロシア等周辺地域からの評価が多様で実像がとらえにくく、モンゴル人学者たちの見解ですらしばしば評価が分かれる。従って、それらの多様な見解を視野に入れつつ、極力、客観的に歴史を見ていく必要がある。とくに、内モンゴル地域のモンゴル人の人口は、モンゴル国内のそれよりも多いものの、近現代に関する客観的見解が未だに謎のままとなっている。前回の講演では、神戸大学の萩原守先生を招き、南モンゴルの近現代に対する見解をご教授頂いた。今回は、内モンゴル出身の二人のモンゴル人学者を招き、その立場から語られる近現代への見解を学ぶ機会としたい。


ウルゲディ・タイブン

報告テーマ「近代モンゴル人の歴史意識から考える」

1963年生まれ、内モンゴル興安盟ジャライド旗出身。
1985年内モンゴル大学モンゴル学部卒業
2002年大阪外国語大学大学院博士後期課程修了(学術博士)。
専攻:歴史学
現在:内モンゴル大学近現代史研究所教授、大阪大学法学部外来研究員
主要著書―
『牛年の乱』(内モンゴル教育出版社、母語版)2007年
『大モンゴル帝国』(訳著、内モンゴル文化出版社)2009年迟迟叉93
『内蒙古外文歴史文献叢書』(内モンゴル大学出版社)2012年など。
 

ボルジギン・フスレ(昭和女子大学人間文化学部国際学科准教授)

発表テーマ: 20世紀前半の内モンゴル人民革命党について

1989年北京大学哲学部卒。2006年東京外国語大学大学院地域文化研究科博士後期課程修了、博士(学術)。内モンゴル大学芸術学院講師をへて、1998年来日。東京大学大学院総合文化研究科・日本学術振興会外国人特別研究員をへて、現職。主な著書に『中国共産党・国民党の対内モンゴル政策(1945~49年)――民族主義運動と国家建設との相克』(風響社、2011年)、共編著『ノモンハン事件(ハルハ河会戦)70周年――2009年ウランバートル国際シンポジウム報告論文集』(風響社、2010年)、『20世紀におけるモンゴル諸族の歴史と文化――2011年ウランバートル国際シンポジウム報告論文集』(風響社、2012年)他。



延期後の時間・場所が確定しましたら、こちらにてお知らせいたします。

主催 南モンゴル文化促進会
共催 南モンゴル自由民主運動基金

連絡 アリチャ 080-3652-0935 deendmordoo@yahoo.co.jp
    アラタンバガナー080-3834-9633 kinzomongol@yahoo.co.jp