南モンゴル文化促進会主催の南モンゴル講演会ですが、講師いただく先生の緊急モンゴル出張のため、急遽延期とさせて頂きました。大変申し訳ございません。 既に拡散頂きました皆様には、恐縮ではございますが、この延期につきましても皆様に告知いただければ幸いです。
モンゴル人の近現代史は、中国、日本、ロシア等周辺地域からの評価が多様で実像がとらえにくく、モンゴル人学者たちの見解ですらしばしば評価が分かれる。従って、それらの多様な見解を視野に入れつつ、極力、客観的に歴史を見ていく必要がある。とくに、内モンゴル地域のモンゴル人の人口は、モンゴル国内のそれよりも多いものの、近現代に関する客観的見解が未だに謎のままとなっている。前回の講演では、神戸大学の萩原守先生を招き、南モンゴルの近現代に対する見解をご教授頂いた。今回は、内モンゴル出身の二人のモンゴル人学者を招き、その立場から語られる近現代への見解を学ぶ機会としたい。
ウルゲディ・タイブン
報告テーマ「近代モンゴル人の歴史意識から考える」
1963年生まれ、内モンゴル興安盟ジャライド旗出身。 …