楊海英先生について

モンゴル自由連盟党は静岡大学教授・楊海英先生の著作・活動を支持します。
楊海英先生は南モンゴル出身、モンゴル名はオーノス・チョクト。日本帰化後の日本名は大野旭。モンゴル人数十万人が中国共産党政府により殺害された文化大革命期の研究で知られ、『墓標なき草原 内モンゴルにおける文化大革命・虐殺の記録』は司馬遼太郎賞を受賞しました。

南モンゴルクリルタイ準備委員会の代表団がダラムサラを訪問、ダライラマ法王に拝謁。親身にご対応頂きました

 10月上旬、長年海外で南モンゴルの自由民主のため闘ってきたテムチレト氏を団長とした南モンゴルクリルタイ準備委員会代表団が、チベット亡命政府のあるインドダラムサラを訪問。ダライラマ法王に拝謁し、法王は親身になってご対応くださいました。  今年初めの一月、長年海外で南モンゴルの南モンゴルの現状を訴え続けてきた、南モンゴル自由民主運動のカリスマ的存在であるテムチレト氏が、世界中に散らばっている同志たちと一緒に南モンゴルクリルタイ準備委員会を結成しました。クリルタイの準備活動を活発化するため、氏は南モンゴルクリルタイ準備委員会代表団を連れ、10月3日から15日まで、インドダラムサラにあるチベット亡命政府を訪問しました。 代表団は6人で、テムチレト氏を団長とし、ダイチン氏を副団長としました。今回の訪問は、クリルタイ準備委員会の創立から第一回目です。その訪問先に、チベット亡命政府を選択したのは意義深いことと団長のテムチレト氏は話しました。テムチレト氏は続けて「チベットとモンゴルは宗教、文化の面で深い関係を持っている。両方ともチベット仏教徒である。この意味において、ダライラマ法王は我々モンゴル人の精神的なリーダーであるのは間違いありません。だから、我々は第一回目訪問にダラムサラを選択したのです」と話しました。 今回の訪問では、チベット人の子供村、チベット人難民の居住地、寺院などの見学を行いました。テムチレト氏は、我々はチベット人がインドで頑張っている姿を見ることができ、印象深かったと話していました。

今回訪問のもう一つの重要な内容は、チベット亡命政府との議会に対する交流と見学です。今回は、チベット亡命政府の外相と議長をはじめ、政府の関係者や議員たちと広い交流ができました。


南モンゴル大クリルタイ準備委員会通知

 以下は南モンゴル大クリルタイ準備委員会の声明文です。  日本語訳が完成いたしましたので、掲載致します。

 自由、平等、民主政及び人権尊重は、現代社会の普遍的価値である。我が南モンゴルにおいても数百年にわたる闘争の歴史の中で、自由と平等を勝ち取るために多くの英雄達が鮮血を流してきた。勇敢なる戦士トクトフ、先駆ける戦士ダムディンスレン、誠実なる戦士バボージャブ、牧民を守るため蜂起したガーダーメイリン、そして全モンゴル統一を目指した徳王らは身を犠牲にして奮闘し、志半ばにして斃れていったが、我が民族の闘争は母なる大河シラムレンの滔々たる流れの如く継続している。  シナ共産党の南モンゴル支配という暗黒時代は今年で68年目を迎えるが、この間、我がモンゴル民族のありとあらゆる権利が剥奪され、殊に主権の喪失は文化大革命期に我が同胞を標的とした凄惨な大虐殺を引き起こし、我々を滅亡の一歩手前まで追い込んだ。  しかし、シナ人大量移民計画を撤回させた1981年の学生運動を皮切りに、我々の抵抗運動は蘇生し、1995年には南モンゴル民主連盟のハダが真正な自治の実現を要求して立ち上がった。その後、海外では内モンゴル人民党、南モンゴル人権情報センター、青旗協会、モンゴル自由連盟党などが相次いで活動を開始し、過去二年の間には南モンゴル青年連盟、内モンゴル民主党、南モンゴル自由民主運動基金が、いずれも若い世代の人々の手により設立された。今まさに南モンゴルの民族運動は新しい段階に入ったと言えよう。  昨今の国際情勢を鑑みるに、今こそ南モンゴルの自由民主勢力が協調し、南モンゴルの将来について議論し、力を合わせて運動を前進させる好機である。我が南モンゴルの諸勢力が一たび鞏固に団結すれば、我々の運動は燎原の火の如く広がり、南モンゴルの明るい未来を照らし出すであろう。我々は南モンゴルの人々を他国支配による抑圧から解放し、自決権を回復するための綱領を制定し、我々の伝統文化の継承を擁護し、「先住民族の権利に関する国連宣言」に掲げられた普遍的価値に立脚して民主政による自由で平等な社会を建設するための協議を開始するべく、南モンゴル大クリルタイ準備委員会を設立した。  我々は全ての同胞が個人または団体として参加することを歓迎する。また、上記の目的に基づき、我が準備委員会は討議を通じて規則を定めるものとする。

南モンゴル大クリルタイ準備委員会 …

ダイチン代表が第五回アジアの民主化を促進する東京集会に参加しました

 ダイチン代表が、第五回を迎える「アジアの民主化を促進する東京集会」に参加しました。  以下はその集会で採択された声明文です。    

 アジアの民主化を促進する東京集会は、今年平成27年(2015年)5回目を迎えた。そして今年は、大東亜戦争終結70周年の年でもある。8月14日、安倍晋三日本国総理大臣はこの年を記念して談話を発表した。そこには「事変、侵略、戦争。いかなる武力の威嚇や行使も、国際紛争を解決する手段としては、もう二度と用いてはならない。植民地支配から永遠に訣別し、すべての民族の自決の権利が尊重される世界にしなければならない。」という言葉が刻まれている。

 しかし、チベット、南モンゴル、ウイグル等の諸民族は、今も中国政府の植民地支配下におかれ、そこでは過酷な人権弾圧と民族浄化政策が繰り広げられている。また中国政府は、南シナ海に違法な埋め立てと基地の建設を強行するなど、危険な覇権主義と侵略の意志をむき出しにしており、東南アジア諸国はその軍事的脅威にさらされている。

 そして現在の中国政府は、7月には百数十人の人権派弁護士を逮捕、市民運動を徹底的に弾圧すると共に、インターネットにおいても徹底的な言論封殺を行っている。信仰、言論、結社の自由は否定され、富の格差は拡大し、悪化する環境破壊に中国民衆は苦しめられている。


第五回「アジアの民主化を促進する東京集会」開催決定

第五回「アジアの民主化を促進する東京集会」が開催決定いたしました。 ぜひ皆様ご参加ください。   日時 2015年10月24日(土)午後1時開場 1時半開会

場所 拓殖大学C館101教室 東京メトロ 丸ノ内線 茗荷谷駅下車 徒歩3分 http://www.takushoku-u.ac.jp/map/bunkyo.html

参加費 無料   …