楊海英先生について

モンゴル自由連盟党は静岡大学教授・楊海英先生の著作・活動を支持します。
楊海英先生は南モンゴル出身、モンゴル名はオーノス・チョクト。日本帰化後の日本名は大野旭。モンゴル人数十万人が中国共産党政府により殺害された文化大革命期の研究で知られ、『墓標なき草原 内モンゴルにおける文化大革命・虐殺の記録』は司馬遼太郎賞を受賞しました。

牧畜民の抗議行動はつづく。ドゥルベド旗につづきソニド右旗でも

2015年1月31日、南モンゴルドゥルベド旗の牧畜民のデモ行進に続きソニド右旗の牧畜民も地方政府前で抗議。警察に弾圧され、現在までに四人ほど拘束されたという情報がある。
そもそもこうした状況は、故郷の草原で安定した生活を送っていた牧畜民達がいろいろな原因によって都市部へと追いやられたことがある。安定した生活も失われ、瀬戸際まで追い込まれた牧畜民。
行く道のない牧畜民達に残された一番正しい道とは、故郷の草原に戻ろうとする行動であるのかも知れない。