楊海英先生について

モンゴル自由連盟党は静岡大学教授・楊海英先生の著作・活動を支持します。
楊海英先生は南モンゴル出身、モンゴル名はオーノス・チョクト。日本帰化後の日本名は大野旭。モンゴル人数十万人が中国共産党政府により殺害された文化大革命期の研究で知られ、『墓標なき草原 内モンゴルにおける文化大革命・虐殺の記録』は司馬遼太郎賞を受賞しました。

南モンゴル自由民主運動基金講演会のお知らせ(講師:三宅博先生)

このたび、南モンゴル自由民主運動基金では、三宅博前衆議院議員をお迎えし
現在のアジア情勢と日本の向うべき道を考える講演会を開催します。

日 時 5月28日(土) 14時~17時
会 場 TKP新橋ビジネスセンター カンファレンスルーム301号
入場料 1,000円

テーマ「覇権の終焉とアジアの黎明」講師 三宅博
他、荒木和博特定失踪者問題調査会、
オルホノド・ダイチン南モンゴル自由民主運動基金代表登壇

詳細は下記チラシをご覧ください。(クリックするとPDFが表示されます)
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4月9日大阪にて「インド訪問報告」、ダイチン代表が報告します

4月9日大阪市淀川区民センターにて「インド訪問報告」の会があり、ダイチン代表がインド・ダラサムサラへの訪問について報告します。
詳しくは以下のPDFファイルをご参照ください。

インド訪問報告(PDF)

チベット亡命政府ロブサン・センゲ首相との交流

今月9日、インドのダラムサラにあるチベット亡命政府のトップである首席大臣のロブサン・センゲ首相が来日した際、南モンゴルクリルタイ準備委員会の日本在住の一部メンバーとも会い、交流しました。
以下はその写真です。レポートと写真:  S.Hingan

12月19日・楊海英先生『チベットに舞う日本刀』樫山純三賞受賞記念学術シンポジウム

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楊海英静岡大学教授の著書『チベットに舞う日本刀』(文藝春秋)が、このたび樫山純三賞を受賞いたしました。これを記念する学術シンポジウムを今回開催いたします。
現代史の中で、日本の支配が南モンゴルにどのような影響を与えたか。興安軍官学校における軍事教育の意義は何だったのか。第二次世界大戦後、日本刀で武装したモンゴルの騎馬軍団がたどった悲劇、チベット弾圧のために派遣され、かの地で両民族にもたらした悲劇を日本、チベットの論客とともに語る学術シンポジウムです。
多くの皆様のご参加をお待ちしております。
(右の画像をクリックするとチラシが表示されます)

南モンゴルクリルタイ準備委員会の代表団がダラムサラを訪問、ダライラマ法王に拝謁。親身にご対応頂きました

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 10月上旬、長年海外で南モンゴルの自由民主のため闘ってきたテムチレト氏を団長とした南モンゴルクリルタイ準備委員会代表団が、チベット亡命政府のあるインドダラムサラを訪問。ダライラマ法王に拝謁し、法王は親身になってご対応くださいました。
 今年初めの一月、長年海外で南モンゴルの南モンゴルの現状を訴え続けてきた、南モンゴル自由民主運動のカリスマ的存在であるテムチレト氏が、世界中に散らばっている同志たちと一緒に南モンゴルクリルタイ準備委員会を結成しました。クリルタイの準備活動を活発化するため、氏は南モンゴルクリルタイ準備委員会代表団を連れ、10月3日から15日まで、インドダラムサラにあるチベット亡命政府を訪問しました。


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代表団は6人で、テムチレト氏を団長とし、ダイチン氏を副団長としました。今回の訪問は、クリルタイ準備委員会の創立から第一回目です。その訪問先に、チベット亡命政府を選択したのは意義深いことと団長のテムチレト氏は話しました。テムチレト氏は続けて「チベットとモンゴルは宗教、文化の面で深い関係を持っている。両方ともチベット仏教徒である。この意味において、ダライラマ法王は我々モンゴル人の精神的なリーダーであるのは間違いありません。だから、我々は第一回目訪問にダラムサラを選択したのです」と話しました。
今回の訪問では、チベット人の子供村、チベット人難民の居住地、寺院などの見学を行いました。テムチレト氏は、我々はチベット人がインドで頑張っている姿を見ることができ、印象深かったと話していました。

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今回訪問のもう一つの重要な内容は、チベット亡命政府との議会に対する交流と見学です。今回は、チベット亡命政府の外相と議長をはじめ、政府の関係者や議員たちと広い交流ができました。

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最後に、ダライラマ法王がお忙しい日程の中、休養中であるにもかかわらずクリルタイ代表団の拝謁にご対応くださいました。また、南モンゴルの宗教、文化の保護に対して非常に関心を配ってくださいました。同時に、南モンゴル人たちが自分たちの宗教と文化を必ず守っていくという決意を祝福してくださいました。

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テムチレト氏は、今回の訪問は我々南モンゴル人の自由民主運動に対して大きな節目になるでしょう、これを力にして、我々南モンゴル人たちの自由民主運動がより一段上がっていくことができればと話しました。

レポート :アイジム
写真:南モンゴル大クリルタイ準備委員会提供

南モンゴル大クリルタイ準備委員会通知

 以下は南モンゴル大クリルタイ準備委員会の声明文です。
 日本語訳が完成いたしましたので、掲載致します。


 自由、平等、民主政及び人権尊重は、現代社会の普遍的価値である。我が南モンゴルにおいても数百年にわたる闘争の歴史の中で、自由と平等を勝ち取るために多くの英雄達が鮮血を流してきた。勇敢なる戦士トクトフ、先駆ける戦士ダムディンスレン、誠実なる戦士バボージャブ、牧民を守るため蜂起したガーダーメイリン、そして全モンゴル統一を目指した徳王らは身を犠牲にして奮闘し、志半ばにして斃れていったが、我が民族の闘争は母なる大河シラムレンの滔々たる流れの如く継続している。
 シナ共産党の南モンゴル支配という暗黒時代は今年で68年目を迎えるが、この間、我がモンゴル民族のありとあらゆる権利が剥奪され、殊に主権の喪失は文化大革命期に我が同胞を標的とした凄惨な大虐殺を引き起こし、我々を滅亡の一歩手前まで追い込んだ。
 しかし、シナ人大量移民計画を撤回させた1981年の学生運動を皮切りに、我々の抵抗運動は蘇生し、1995年には南モンゴル民主連盟のハダが真正な自治の実現を要求して立ち上がった。その後、海外では内モンゴル人民党、南モンゴル人権情報センター、青旗協会、モンゴル自由連盟党などが相次いで活動を開始し、過去二年の間には南モンゴル青年連盟、内モンゴル民主党、南モンゴル自由民主運動基金が、いずれも若い世代の人々の手により設立された。今まさに南モンゴルの民族運動は新しい段階に入ったと言えよう。
 昨今の国際情勢を鑑みるに、今こそ南モンゴルの自由民主勢力が協調し、南モンゴルの将来について議論し、力を合わせて運動を前進させる好機である。我が南モンゴルの諸勢力が一たび鞏固に団結すれば、我々の運動は燎原の火の如く広がり、南モンゴルの明るい未来を照らし出すであろう。我々は南モンゴルの人々を他国支配による抑圧から解放し、自決権を回復するための綱領を制定し、我々の伝統文化の継承を擁護し、「先住民族の権利に関する国連宣言」に掲げられた普遍的価値に立脚して民主政による自由で平等な社会を建設するための協議を開始するべく、南モンゴル大クリルタイ準備委員会を設立した。
 我々は全ての同胞が個人または団体として参加することを歓迎する。また、上記の目的に基づき、我が準備委員会は討議を通じて規則を定めるものとする。

南モンゴル大クリルタイ準備委員会
2015年1月28日

 
 
参加団体:内モンゴル人民党、モンゴル自由連盟党、内モンゴル民主党、南モンゴル自由民主運動基金、青旗協会、南モンゴル青年連盟

追記:準備委員会の体制は漸次的に整備される予定である。最初の段階で、我々は各団体及び個人に対して参加を呼びかける。クリルタイが正式に発足するまでは準備委員会が活動を遂行するものとする。クリルタイの議員は民主的に選出される。2015年1月24日に各組織の代表が日本国の神戸において会議を開き、その場において準備委員長が選出され、暫定事務局として数名が推薦された。神戸会議は準備委員会の第一回会議と看做される。委員会に参加する団体及び個人は今後数回の会議を経て体制を整備するものとする。クリルタイの正式発足時に準備委員長及び事務局長、事務局員の地位は自動的に消滅し、新しく選任されたクリルタイの議長及びその他の役職者が事務を遂行する。それまでの間は準備委員会が南モンゴルの将来についての討議を行う。クリルタイの正式発足後、議員及び顧問団は科学的議論を踏まえた民主的意思決定により、組織戦略および活動綱領を定めるものとする。クリルタイの議決を経ていない如何なる宣言及び綱領も、その発言者個人の見解に留まる。

委員長:ショブチョード・テムチルト
事務局長:オルホノド・ダイチン
事務所:東京都江東区大島7-6-6
連絡先:ショブチョード・テムチルト (49)22-1491-9381
オルホノド・ダイチン (81)80-9129-2872
アルチャー (81)80-3652-0935
(欧州)トゥブシンザヤー (420)777-522-803
(米国)ノミン (1)404-988-4573
(モンゴル)チ・ムンフバヤル (976)9914-6533
(日本)テムルン (81)80-3836-8886

ダイチン代表が第五回アジアの民主化を促進する東京集会に参加しました

 ダイチン代表が、第五回を迎える「アジアの民主化を促進する東京集会」に参加しました。
 以下はその集会で採択された声明文です。
 



 
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IMG_4808 アジアの民主化を促進する東京集会は、今年平成27年(2015年)5回目を迎えた。そして今年は、大東亜戦争終結70周年の年でもある。8月14日、安倍晋三日本国総理大臣はこの年を記念して談話を発表した。そこには「事変、侵略、戦争。いかなる武力の威嚇や行使も、国際紛争を解決する手段としては、もう二度と用いてはならない。植民地支配から永遠に訣別し、すべての民族の自決の権利が尊重される世界にしなければならない。」という言葉が刻まれている。

 しかし、チベット、南モンゴル、ウイグル等の諸民族は、今も中国政府の植民地支配下におかれ、そこでは過酷な人権弾圧と民族浄化政策が繰り広げられている。また中国政府は、南シナ海に違法な埋め立てと基地の建設を強行するなど、危険な覇権主義と侵略の意志をむき出しにしており、東南アジア諸国はその軍事的脅威にさらされている。

 そして現在の中国政府は、7月には百数十人の人権派弁護士を逮捕、市民運動を徹底的に弾圧すると共に、インターネットにおいても徹底的な言論封殺を行っている。信仰、言論、結社の自由は否定され、富の格差は拡大し、悪化する環境破壊に中国民衆は苦しめられている。

 私達は、アジアにおける独裁体制と植民地支配、そして覇権主義をこれ以上許してはならない。ベトナム、フィリピンなど東南アジア諸国民は、中国の海洋覇権に対し闘う意志を示している。チベットでは焼身抗議という平和的かつ自己犠牲の精神に基づく抗議行動が続き、ウイグルや南モンゴルでは民族の文化を守るための闘いが弾圧にもひるむことなく展開している。香港の雨傘革命や台湾のヒマワリ運動に象徴されるアジアの民主化運動は、中国共産党独裁に大きな打撃を与えている。そしてわが日本も、自らの歴史と伝統への誇りを取り戻すと共に、積極的平和主義の外交を展開し、アジアと世界の平和を構築し覇権主義に抗する準備が法制的にも整いつつある。

 本日、会場に参加した私達は、如何なる侵略にも覇権主義にも反対し、このアジアに、真の民主化と民族自決権が確立するその日まで闘いつづけることをここに誓う。

2015年10月24日
第五回アジアの民主化を促進する東京集会 参加者一同

第五回「アジアの民主化を促進する東京集会」開催決定

第五回「アジアの民主化を促進する東京集会」が開催決定いたしました。
ぜひ皆様ご参加ください。
 



日時 2015年10月24日(土)午後1時開場 1時半開会

場所 拓殖大学C館101教室
東京メトロ 丸ノ内線 茗荷谷駅下車 徒歩3分
http://www.takushoku-u.ac.jp/map/bunkyo.html

参加費 無料
 
 
基調報告
「中国の国内情勢と今後の展望ー習近平は本当に権力を掌握しているのか?」
相馬勝(ジャーナリスト)

メッセージ
藤井厳喜(国際政治学者)

中国民主化運動、チベット、ウイグル、南モンゴル、バングラデシュ、ベトナム
アジア諸民族からの報告と民主化への展望
 
 
主催
アジア自由民主連帯協議会 http://freeasia2011.org

協力
呉竹会、頑張れ日本!全国行動委員会、日本会議



第五回 アジアの民主化を促進する東京集会 趣意書
http://freeasia2011.org/japan/archives/4214

※PDFファイル
http://freeasia2011.org/statement/20151024.pdf



※過去の集会の様子は、下記のホームページをご覧ください。

アジアの民主化を促進する東京集会
http://www.asiandemocracy.jp/

南モンゴルの人権闘士・ハダ氏の監視がさらに厳しく

ハダ氏を監視する警官

ハダ氏を監視する警官

 南モンゴル人権闘士ハダ氏が釈放されてから3か月を過ぎた3月24日、当局より身分書が渡された。当局はハダ氏に、保険などに加入するための申請などができると言ったが、氏はそれを拒否したと自由アジア放送(http://www.rfa.org/mandarin/yataibaodao/shaoshuminzu/ql1-03262015105046.html#.VRTmTdi5j_o.facebook)の取材で書かれている。
 実のところ、社会保険や健康保険などを順調に申請するとしたら当局による色々な条件を受け入れないといけない。ハダ氏は、今後海外に行っても、たとえ行けなくても、南モンゴルの将来と利益のために自分の残されている命をささげるとはっきり表明している。
 2月にフランスの二人の記者がハダ氏を取材するとして、フフホト市から追い出され、また二人のカナダの記者も同じく追い出されている。

外に出れば、私服警官が

外に出れば、私服警官が


 内モンゴル自治区当局はハダ氏を釈放したが、監視はもっと厳しくなっている。情報によれば3月18日から現在に至るまで、朝8時~夕方10時の間、二人の警察がハダ氏の住んでいるマンションの部屋のある階の階段でイスを置いてずっと見張っていた。ハダ氏がもし外へ出て散歩しようとしたら、外で待っているほかの二人の私服の警察が後ろで見張ることになっている。
 自らの国民に対して、このように酷いことをする国家はもう先が見えているだろう。いくら軍事力、経済力を持っていると威張っても、崩壊に近づいていることは間違いない。

(レポート テムルン)

ハダ氏も「国民」なのだが……

ハダ氏も「国民」なのだが……

ダイチン代表が『土地強制収用』と『牧畜民拘束』をチャンネル桜にて訴えました

ダイチン代表がチャンネル桜の番組に出演し、『土地強制収用』と『牧畜民拘束』をチャンネル桜にて訴えました。以下はその動画です。