楊海英先生について

モンゴル自由連盟党は静岡大学教授・楊海英先生の著作・活動を支持します。
楊海英先生は南モンゴル出身、モンゴル名はオーノス・チョクト。日本帰化後の日本名は大野旭。モンゴル人数十万人が中国共産党政府により殺害された文化大革命期の研究で知られ、『墓標なき草原 内モンゴルにおける文化大革命・虐殺の記録』は司馬遼太郎賞を受賞しました。

緊急抗議集会「中国政府は民族虐殺を止めよ!」 : 日本ウイグル協会(モンゴル自由連盟党共催)

この集会は世界各地のウイグル人人権団体による緊急集会の一環をなすものです。 どうか皆様のご参加をよろしくお願いします。   昨年から、新疆ウイグル(東トルキスタン)自治区では、中国政府の民族絶滅政策というべき弾圧と、それに対するウイグル民族の決死の抵抗運動が激化しています。 昨年末も、ウイグル自治区カシュガル地区ヤルカンド県で30日午前6時半ごろ、ウイグル人9名が公安局を襲い、中国警察によって8名が射殺されたというニュースが伝えられました。 中国政府は自らの弾圧とウイグル人虐殺の歴史には一言も触れず抵抗するウイグル人をテロリスト呼ばわりしています。 私たちはウイグルで起きている現状を伝え、中国の、ナチス同様というべき民族絶滅政策を止めさせるための緊急抗議集会を開催します。 是非、一人でも多くのご参加と、報道関係者の方々の報道面でのご協力をよろしくお願いします。   …

楊海英静岡大教授講演会「中国の民族問題 ―モンゴルとウイグルから考える」報告

静岡大学教授 楊海英先生

評論家で、表題の講演会でも司会を務められました三浦小太郎先生から講演会の報告文書の掲載許可を頂きました。ここにご紹介いたします。

ダイチン幹事長


モンゴル自由連盟党、「大東亜会議七十周年記念大会」に参加

 平成25年11月6日、大東亜会議七十周年記念大会実行委員会と呉竹会・アジアフォーラム開催の「大東亜会議七十周年記念大会」にモンゴル自由連盟党が参加しました。南モンゴル問題研究所による報告です。      憲政記念館で開かれた会議には約500人が参加し、共同代表である加瀬英明氏、頭山興助氏らが講演されました。会議の実行委員と協賛団体には自由連盟党の他、アジア自由民主連帯協議会、アジア民主化促進協議会らのメンバーの名前があります。

 今から70年前、つまり昭和18(1943)年11月6日に、大東亜戦争の激戦が続く中、当時のアジア七ヶ国の首脳が東京に結集し、帝国議事堂(今の国会議事堂)で、大東亜会議を開催しました。この会議は世界初の有色人種サミットでした。大東亜戦争以前のアジアの独立国は、わずかに日本、中華民国、タイ、満州国の四ヶ国を数えるのみでした。大東亜会議には、戦争中に日本との協力の下に独立を実現したフィリピン、ビルマ両国が参加し、また当時独立は果たしえていませんでしたが、インド国民軍を率いて日本と共にイギリスとの独立戦争を戦っていた自由インド仮政府首班も参加しました。会議では、中華民国の汪兆銘行政院院長、タイのワンワイタヤコーン内閣総理大臣代理殿下、満州国の張景恵国務総理大臣、フィリピンのラウレル大統領、ビルマのバー・モウ内閣総理大臣、自由インド仮政府のチャンドラ・ボース首班、そして主催国である日本の東條英機内閣総理大臣らが参加しました。その会議で、「道義に基く共存共栄の秩序を建設する」、「万邦との交誼を篤うし人種的差別を撤廃し普く文化を交流し進んで資源を開放し以て世界の進運に貢献する」という大東亜宣言を満場一致で選択しました。この精神は、この後アジア・アフリカ諸国の独立と、欧米における人種平等政策となって結実しました。

 しかし残念なことに、ここアジアにおいては、チベット、モンゴル、ウイグル、満州の諸民族は独立を奪われ、未だに道義も国際法も守らない独裁政権が中国、北朝鮮などに存続しています。大東亜宣言の精神は、未だに実現していない理想像として生き続けています。戦後に、この歴史的会議の意義は戦勝国によって、また日本の多くの心ない言論人・政治家によって否定され、この大東亜会議参加国をまるで日本の傀儡政権であったかのように描く論調が未だに跋扈しています。

 大東亜会議開催から70周年を迎える日に、「私たちはこの記念すべき年にあたり、宣言採択と同じ日に、記念大会を開催すると共に、アジア独立の志士たちを讃え、彼らの独立運動を支持した日本の歴史的意義を自らの歴史を奪われ見失いつつある日本国民に訴えるものです」と、開催者が宣言し、会場は非常に温かい雰囲気に包まれました。

 会議では、世界ウイグル大会の代表であるラビア・カーテル氏のメッセージが伝えられ、トゥール氏も現在のウイグル人においての残酷な現状について講演しました。アジアでは、日本は唯一の強力な国家として、インド、フィリピン、ビルマ、チベット、ウイグル、南モンゴル及び東南アジアの国々と結集し、アジアや世界の悪魔である独裁政権を持つ中国に対して強烈に抵抗し、世界の平和と安定に貢献するべきであると考えられます。

南モンゴル問題研究所 …

楊海英先生講演会のお知らせ「中国の民族問題 ―モンゴルとウイグルから考える」

(以下は主催者様のサイトよりの転載です)

この10月、 天安門で車両が突入した事件を、 中国政府はウイグル人テロ組織によるものと充分な証拠もなく断定、 ウイグル人をはじめとする各民族への弾圧を強化する模様です。 そして南モンゴル (内モンゴル自治区) も、 かって60年代に大虐殺が行われ、 …

ダライ・ラマ猊下側近 活仏アジャ・リンポチェを招いての「大阪モンゴル人法話会」

6月15日、18時より大阪天満にてダライ・ラマ猊下側近 活仏アジャ・リンポチェを招いての「大阪モンゴル人法話会」が行われます。 詳しくは以下のチラシをクリックしてご覧下さい。印刷も可能です。 …

テンジン・テトン氏(元チベット亡命政府主席大臣)来日記念講演「我が人生と我が祖国チベットを語る」ご案内

ダイチン幹事長が常務理事を務める、「アジア自由民主連帯協議会」に元チベット亡命政府主席大臣のテンジン・テトン氏が講演されます。皆様ぜひご参加ください。   アジア自由民主連帯協議会第十回講演会 テンジン・テトン氏来日記念講演会 講師 テンジン・テトン(元チベット亡命政府主席大臣)   「我が人生と我が祖国チベットを語る」 日 時:2013年4月14日(日)午後6時15分開場 6時半開会 場 所: …

台湾独立建国聯盟日本本部の集会にダイチン幹事長が参加します

24日に開催される、台湾独立建国聯盟日本本部の集会にダイチン幹事長が参加します。 以下は主催者様よりの情報の転載です。

【台湾2・28時局講演会】馬英九が目論む2・28事件の風化!―歴史の生き証人、蕭錦文氏を迎えて― 馬英九が目論む2・28事件の風化! ―歴史の生き証人、蕭錦文氏を迎えて―

 馬英九政権下で台湾と中共はますます関係を深め、「平和的統一」の方向へ進んでいます。ミサイル配備を背景に、経済関係、人的往来、メディアの独占を通して、中共は徐々に台湾の独立性を無きものにしようとしています。一方で馬英九は、中国人が台湾人を大虐殺した2・28事件の記憶を風化させようとしています。2・28事件こそ、台湾人が建国に立ち上がった原点であり、無残に叩きのめされたことも併せて、決して忘れてはならない歴史です。  そこで、今年の第1部は、2・28事件の受難者であり、二二八紀念館設立当初よりボランティア・ガイドを務める蕭錦文氏をお招きしてお話を伺います。第2部は、チベット、ウイグル、南モンゴルの方々に、中国の巧妙かつ暴力的な侵略・支配を受けた経験を語っていただき、それぞれの民族が文化と自由独立を守るため、中国の覇権主義とどう立ち向かうか、共に考える機会にしたいと思います。   ●日 時:2013年2月24日(日) 13:30~16:30(13:00開場) …

第二回アジアの民主化を促進する東京集会 報告

 日本の知識人や外交評論家らによって組織された「アジアの民主化を促進する会」実行委員会は2012年12月6日に東京都文京シビックホールにて「第二回アジアの民主化を促進する東京集会」を開催され、十数カ国や地域の代表が参加し発表しました。この集会の実行委員長は著名な外交評論家の加濑英明氏であり、「アジア自由民主連帯協議会」が協催しました。アジア各地域から300人以上の人々が会議に参加しました。台湾、チベット、東トルキスタン、南モンゴル、北朝鮮、ミャンマー、べトナム、日本などの国々や地域から各団体が参加されました。  加濑実行委員長は「日本とインドはアジア地域の民主自由の中枢であり、日本はアジア地域の民主や自由のために努力すべきです。このような集会は毎年行い、来年は大東亜宣言70周年記念会を行う予定です」と発表しました。また、呉竹会アジアフォーラムの会長頭山興助氏は、「私にも沢山の中国人の友人がいますが、40年前に北京にて日本国と中華人民共和国との平和友好条約の基礎になった共同声明の調印を検証しました。その3年後、南京大学にて講演に参加し、中国の大学生が中国共産党に洗脳されていることに気付き共産主義の邪悪さを認識しました」と述べました。さらに、「アジアの復興でも、日本の存在でも団結は不可欠であり、健全なアジアの建設のために皆で一緒に努力しなければいけない」としました。  世界最後の共産主義帝国である中国共産党独裁政権及びその仲間たちの北朝鮮、べトナム、ミャンマーは国民の人権を蹂躙し、民族伝統文化を破壊し、他国の領土を侵略している。これを阻止するために、アジアの諸民族と民主的国々、民主・自由を尊重する世界の人々と連携し、アジアの民主化を促進させ、民族自決権を確立することはますます重要になってきたこれが発表された方々の共通認識でした。  第一部では、まずニューヨーク・タイムズ元東京支局長のヘンリー・S・ストークス氏が「日本はアジアの光だった」というタイトルで講演を行い、第一次世界大戦後のパリ講和会議において人種差別撤廃の案を提出し、後に民主化を歩むアジアの国々を支援した日本の功績を紹介しました。またインドネシア独立宣言には日本の皇紀2605年と明記されており、日本への感謝を表していることを紹介しました。次に、NPO日印友好協会理事長、大阪国際大学名誉教授の岡本幸治氏が講演を行い、学者の視野で中国の現状を分析しました。「中国共産党独裁政権は人間性や道徳に欠ける経済大国、軍事大国をつくりだした。多くの中上位層の中国人が緊急の事態に備えて外国のパスポートを希望し、安全な場所を望んでいる。そして、如何にして中国共産党の悪行を阻止するかはアジアにおける21世紀の最大の課題である」と指摘しました。  第二部ではチベット、東トルキスタン、南モンゴル、北朝鮮、ミャンマー、べトナムなどアジア諸民族の代表たちの発表が行われ、中国共産党独裁政権からの抑圧による残酷な現状を訴えました。台湾から参加した政治評論家の林保華氏は「馬英九による奴隷化宣伝や中国共産党に応じる人が出るのではないか心配だ。アジアの人々が共に中国共産党に圧力をかけるべき。中国人も中国共産党の歪んだ民族主義の扇動に騙されないようにして、中国に一刻も早く民主化を実現させる。それによってアジアも平和になれる」との趣旨で発表されました。  モンゴル自由連盟党幹事長のダイチン氏は南モンゴルを代表して素晴らしい発表をしました。要旨は以下の通りです。

 今、チベットで90人の焼身自殺者がでています。このような悲惨な状況を見て、我々はとても黙ってはいられないと思います。中国共産党の残酷な抑圧に反抗して焼身自殺するほどではないものの、このような悲惨な状況は60年前に南モンゴルでも発生していました。南モンゴルを侵略し、モンゴル人の「自治政府」を格下げして名ばかりの「自治区」にした中国共産党。共産党に追い詰められ、首を絞める、井戸に飛び込む、首を切るなどの形で自殺させられた人数は多かったのです。中国共産党は、その時の人殺しの経験を生かしてチベット人やウイグル人に対しても実践し、「模範自治区」を作った経験をチベットや東トルキスタンで発揮しています。これにとどまらず、中国共産党独裁政権はこうした経験を香港、台湾に拡散させ、今や日本や東南アジアまで拡散させるつもりです。そのため、日本、べトナム、ミャンマーなどの国々やチベット、東トルキスタン、南モンゴルなどの人々が団結し、世界中に広がろうとする共産主義の悪霊を破滅させなければ、アジア諸民族の自由や民主と民族自決は実現できないでしよう。  南モンゴルの自由民主のための国旗が統一され皆さんにも認められています。そして、「モンゴル自由連盟党」の主席ルービン氏や「内モンゴル人民党」の主席テムチルト氏や高僧アジャ・リンボチェはモンゴル民族の民主運動をリードする中枢になっております。また、皆さんと一緒にアジアの自由民主のために努力しております。ありがとうございました。


「アジアの民主化を促進する東京集会」にダイチン幹事長が参加します

「第二回 アジアの民主化を促進する東京集会」にダイチン幹事長が参加します。第二部 アジア民族代表意見表明「アジアの人権と領土・領海」にて南モンゴルを代表してのアピールを行います。 どうぞ皆様ご参加くださいませ。   http://asiandemocracy.jp/ 主催者様Webサイト   -日印国交樹立60周年を記念して- 第二回 アジアの民主化を促進する東京集会


神戸にて楊海英先生を招いての講演会

2012年10月27日、兵庫県留学生会館(兵庫県神戸市)にて楊海英先生による講演会「故郷の地図に犠牲者を書き込むことの意義 『墓標なき草原』からのスタート」が開催された。

会場には在日南モンゴル人をはじめとして多くの日本人も集まった。文化大革命期のモンゴル人虐殺についての調査という楊海英先生の行ってきた試みについて、その意義、出発点、今後の見通しが語られた。ヒアリング調査もさることながら、中国共産党が自ら出した報告や印刷物などの一次資料をしっかりと集めていくことで客観的な説得力が生まれてくることなど、実践的で重要な説明が為された。

楊先生はとりわけ若い南モンゴル人留学生に対しこの研究の持つ意義を訴え、今後為されなければならない仕事について軽妙かつ真剣に述べた。南モンゴル史において満州国における日本主導の教育が果たした役割など、日本人にとっても興味深い講演であった。 (楊海英先生のプロフィールなどについてはこのページ左にある「楊海英先生について」をご覧下さい)

(以下は講演会の告知ビラに掲載されていた、劉燕子先生による楊先生の紹介文です) …